健康維持⑩「自然治癒力{免疫力}」
前回は免疫システムについての情報でした。
免疫システムのひとつずつについての情報
「自然免疫」
自然免疫の中で、中心的役割を担うのが好中球(顆粒球)です。
好中球は血液の中で循環しているものと、血管の内壁に付着しているものがあり、それ
らを併せて80~500億個が機能していると言われています。また、血液細胞の巣と
もいえる骨髄には、さらに10~30倍の好中球が緊急事態に備えて待機しているため
異物の侵入の際に現場へ急行することが現場に急行することが出来ます。寿命は1~2
日です。細菌などの侵入により血管が傷がつくと、その部位でインターロイキン8と呼
ばれる物質が作りだされ、好中球はこれを指標として現場である炎症部位に向かいま
す。細胞と出会った好中球は細菌を食べ、殺菌する働きをしています。
これを貪食といい、数分の間で10~15個の細菌を食べると言われています。細菌を
食べ尽くし役目を果たした好中球は、自分自身もダメージを受け次々とに死んでいきま
す。死んだ好中球はの細胞は、マクロファージという別の細胞によって貪食されること
で炎症が落ち着きます。
なかなか難しい!身体の中は、複雑です。
では、今日はこんな感じで!